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夏期講習 戯曲に触れてコミュニケーションについて考える①

2024.08.20

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 中学1年生対象の夏期講習「戯曲に触れてコミュニケーションについて考える」についてご報告します。

 この講習は、戯曲、演劇、特に会話劇に触れながら、我々が言葉や身体の表現などを使って他人とどのようにコミュニケーションをとっているのか、他者とコミュニケーションをとる際に心がけるべきことは何かなどを、体験的に考えるワークショップです。

 初日は、簡単なコミュニケーションゲームの後で、沖縄の災害避難所を舞台にした戯曲を読む活動をしました。

 生徒たちは、同じセリフでも読み方(声の大きさ、声の高さ、読むスピード、間など)が変わると伝わり方が変わること、コミュニケーションの質に変化が生まれることなどに、気づくことができたように思います。

 この台本「避難所にて④」はコミュニケーションの齟齬が起こり、人間関係のトラブルに発展してしまうような内容です。生徒たちは、班ごとに戯曲を読む中で、他人と円滑にコミュニケーションをとる際に心がけることについても、色々と考えを巡らせていたようです。

   2日目は劇作家・演出家の吉田小夏さんをお迎えして実施します。

※今回使用した台本は、経済産業省が「未来の教室」の中で実施している「STEAMライブラリー」向けに、本校と沖縄の劇団「Team Spot Jumble」が共同で作成したドラマの台本です。撮影したドラマや台本は次のURLから見ることができます。ご参考ください。

https://www.steam-library.go.jp/lectures/1129